
前回の記事の続きです。
画像に対する SEO 対策についての
残り2つのポイントをご紹介します。
ポイント4:画像以外の HTML に画像に関連するキーワードを含める
画像以外の HTML にも、
画像に対して行いたい SEO 対策のキーワードや
関連するキーワードを文字情報として含めるべきです。
次のような HTML タグが対象となります。
- ・ヘッダータグ(h1〜h7)
- ・meta タグ内の description 属性
- ・link タグの属性
- ・a タグの属性
img タグ周辺のページコンテンツにも、
関連するキーワードを含めるようにしましょう。
ポイント5:サイトマップに画像情報を含める
サイトマップ(sitemap)は、ウェブサイトの構造を
検索エンジンに伝える目的で作るものです。
サイトマップに画像情報を含める事で、
含めた画像がウェブサイトの重要なコンテンツであることを
検索エンジンに通知することができます。
画像情報を XML サイトマップに含める具体的な方法は
下記の参考資料をご覧ください。
参考:ウェブマスターツールの Validating Sitemaps
https://support.google.com/webmasters/answer/71387?hl=ja
おまけのポイント:Exif 情報は消さずに残しておく
Exif とは、Exchangeable image file format の略で、
カメラの機種や撮影時の条件情報を
画像に埋め込むことができる仕様です。
唯一 Exif 情報だけが画像に対して
検索可能な文字情報を埋め込める場所となるのですが、
この情報はウェブサイトとの関連性を
保証するものではありません。
ただ、Google の Matt Cutts 氏曰く、
「Google は写真の EXIF データを
ランキング決めの要因としては使っていないが、利用できる」
と答えています(意訳)。
つまり、
あっても使われるか分からない情報、
という扱いのようです。
「利用できる」とあるので、今後使われる可能性はあるのでしょうね。
わざわざ消す必要もないでしょう。
まとめ
SEO 対策は本当に難しいもので、
IT 業界らしくかなり頻繁に変わりますね。
これらをきちんとフォローして適切にサイトをメンテナンスするのは、
専門業者でもなかなか手間がかかります。
しかし、
「本当の検索エンジンの目的
=ユーザーが検索したいコンテンツを検索結果の上位に持ってくること」
を理解していれば、スパム行為のようなことをせずともランクは上がります。
サイト制作を生業にしていなくても、
コンテンツの作成に携わる方であれば
普段から少しずつ気にして作業をするだけで、
その効果は実感していただけるでしょう。
あなたのコンテンツ制作の役に立つことを願います。
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