インバウンド マーケティング システム:株式会社ドリームハイブ

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システム開発の発注前に社長が把握しておくべき3つのコスト2

      2014/07/02

前回は、システム開発に出てくる3つのコストについてお話ししました。

「初期」「保守」「運用」でしたね。

今回は、発注するときに気を付けるべきシステム開発会社の選び方についてです。

発注するときのポイント

システム開発会社というのは建築業界のように2つに分かれています。

「SIer」と呼ばれる元請けと、
「Developer」と呼ばれる下請けです。

後者はシステム開発の工程の中で「制作(製造)」部分のみを請け負います。

SIer が受注元、制作の下請けを Developer が行う
と言う構図が歴史的な背景があって根付いています。

このうち、初期コストには「設計」と「製造」が含まれ、
SIer に頼むと設計コストの分高くなり、
だいたい Developer に頼む場合の2倍ぐらいでしょう。

ですので、

1つめのポイント

あなたがシステム開発会社に見積もりをお願いする際には、
SIer なら SIer、Developer なら Developer と、
見積もり先を揃えてコストの比較をしてください。

違う職種の会社の見積もりを比較しても意味がありません。

2つめのポイント

発注するときには外注を使うのか内製するのか、
設計はどこが担当するのか、を確認してください。

システムに瑕疵があった際は責任問題に発展しますので、
きちんと SIer が責任を取る形態をとっているのか、
を知っておくべきです。

3つめのポイント

  • 「イニシャルコスト(初期コスト)」と
  • 「ランニングコスト(運用・保守コスト)」を

分けて見積もりをとってください。

見積もり段階では最小の初期コストしか提示せずに安く見せて受注して
あとから機能追加などの言う名目でコストをつり上げたり、

クライアントが逃げられなくなる開発が終了するタイミングで
高い運用・保守のコストを出してきたりする会社が存在します。

ドリームハイブのやり方

弊社がウェブシステム開発を受注する場合は
SIer の立ち位置にいるようにしています。

元々 Developer としての立ち位置も知っていること、
その技術も引き続きもっていることがウリです。

このことで、クライアントさんには2つのメリットがあります。

1つめは、先ほどの様な SIer/Developer の両属性を持っているので
責任範囲が弊社のみとなり、わかりやすいこと。

2つめは、オープンソースのフレームワーク(WordPress や CodeIgniter)を利用し、
ISMS 資格などを有しているのでセキュリティに強いことです。

だから、見積もりの段階で保守・運用コストについてもお伝えできるので、
クライアントさんには安心していただけるわけです。

まとめ

システム開発を発注する前に、社長が把握しておくべき3つのコストは
いかがでしたでしょうか?

システム開発にはあなたの会社の大事なお金をたくさん使うのですから、
見積もりを取る段階から注意しなければなりませんね。

そのために抑えるべきポイントを、是非活用してください。

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