2014年5月28日
システム

安価にオープンソースソフトウェアを使う秘訣

クライアント:
「OSSって山本さんところでもたくさん扱っているじゃない。
無償で提供されているのに、なんで御社とかお金かかるの?」

※OSS:Open Source Software オープンソースと呼ばれる
無償で誰でも使えるソフトウェア

山本:
「紹介するだけの時には、お金取ってませんよ(笑)
弊社でお金取っているのは、選定・導入・カスタマイズ・運用、
に対しての費用が必要な時のみです。」

・・・

本当は無料なのに、お金がかかっていたとしたら気分が良くないですよね。
この質問はときどきいただきますので、回答いたします。

<<ディナーを材料費だけで食べられるか?>>

あなたは、
ランチやディナーでお店に入るとき原価で食事を食べていますか?

ありえませんね。

人件費や場所代などが含まれますので、
その分高くなっていることを知っていますよね?

つまり

食費=原価+作るコスト

という式で価格が決定されています。

同じように、システム開発にかかる費用を考えてみましょう。

原価

「原価」の部分は次のようなコストがかかります。

  • ソフトウェアの購入費用
  • ソフトウェアの保守費用
  • ハードウェアの購入費用
  • ハードウェアの保守費用
  • インフラ(ドメイン、ネットワークなど)の導入費用
  • インフラの運用費用(月次・年次)

OSS を利用すると、
最初のソフトウェアの購入費用部分が無料になると言うことですね。

作るコスト

「作るコスト」の部分には次のような費用がかかります。

  • 環境構築費
    ※本番のサーバーでテストすることはできないので、
    別途開発用にサーバーを用意するのにかかる費用
  • 要件定義(にかかる人件費)
  • 設計(にかかる人件費)
  • 開発(にかかる人件費)
  • テスト(にかかる人件費)
  • 運用(にかかる人件費)

食事の「作るコスト」の多くは人件費ですが、
美味しいお店は研究や修行に出るなどするのでコストが上がります。

システム開発会社も同様で、

「ただ作る会社(=価格重視の食事処)」と、
「良いものを作る会社(=美味しいレストラン)」との間には、

研究や修行(=新技術の習得(にかかる時間や研修費))のコスト差が発生します。

残念ながら、システム開発で善し悪しは
「味」のようにすぐにわかるものではないのですが・・

<<アフターフォローも大事な要素>>

もう1つお話ししておきたいのが、アフターフォローについて。

レストランは、
もし食事の後に調子が悪くなってしまったら
何らかの対応をしてくれますよね?

システム開発でも、瑕疵への担保責任という考え方が(法律も)あります。
簡単に言うと、作ると言ったシステムが仕様通りに作られていなかったら
仕様通り動くように直さなければならない責任です。

システム開発会社は、この責任を果たすための
リスクヘッジの費用も価格には含めなければなりません。

安いだけの業者や個人の請け負いですと、
事後対応する余力がなくなってしまうことも多いのです。

<<まとめ>>

クライアント:
「と言うことは、食事で言う”原価”が OSS の場合は無料だけど、
それ以外のコストはかかると言うこと?」

山本:
「はい。他にも、OSS は何かあっても自分で対応してね、と言うスタンスです。
インストールして動かせるスキルレベルと、
トラブったときに解決できるスキルレベルとでは雲泥の差がありますので、
急ぎで対応が必要な時に自社ではどうにもならない・・じゃぁ困りますね。」

クライアント:
「焦ってどうにかしたくでも、どうにもならないと言うことだね。」
「安くても買い直せばいいやと言う感覚のものじゃないもんなぁ・・」

山本:
「とにかく安く、は結局高くつきます(笑)」

・・・

どうにも OSS と言う言葉には、
無料で使えるというイメージが先行してしまっています。

社内にきちんと情報システムを扱う方がいらっしゃればまだ良いのですが、
中小企業ではほとんどが他の業務との兼任になってしまいますね。

会社の情報資産を扱うのに、安かろう悪かろうでは本末転倒です。

逆に言えば、いざというときに助けを求められる先を知っておくことで、
無料のオープンソースを安全に、そして安価に使うことができるのです。

ドリームハイブも、
助けを求められる一社とカウントいただけるような体制作りをしています。

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